1
00:00:06,000 --> 00:00:08,375
‎NETFLIX シリーズ

2
00:00:14,083 --> 00:00:17,958
‎紀元10年
‎ウァルスとの戦いから１年後

3
00:00:18,958 --> 00:00:22,875
‎ケルスキ族は
‎北部の森深くで暮らし

4
00:00:23,958 --> 00:00:28,000
‎アリ族長は諸部族を束ね
‎王になろうとしていた

5
00:00:29,125 --> 00:00:34,333
‎しかしローマ帝国は
‎侵略を諦めてはいなかった

6
00:01:21,916 --> 00:01:24,916
‎〈蛮族の売女か〉

7
00:01:25,750 --> 00:01:27,500
‎〈生きているか？〉

8
00:01:40,958 --> 00:01:44,208
‎〈ティベリウス将軍の元へ
‎連れていけ〉

9
00:01:45,833 --> 00:01:47,833
‎〈いい土産だ〉

10
00:01:50,375 --> 00:01:54,125
‎〈蛮族が これほど
‎汚らしくなければ⸺〉

11
00:01:54,833 --> 00:01:57,000
‎〈俺たちも楽しめるのに〉

12
00:02:01,083 --> 00:02:03,041
‎〈武器を取れ〉

13
00:02:07,916 --> 00:02:09,416
‎〈防御しろ〉

14
00:03:01,541 --> 00:03:04,416
‎運べるだけ集めて
‎残りは燃やす

15
00:03:04,916 --> 00:03:09,041
‎ヤギ革だ
‎スエビ族に高く売れるぞ

16
00:03:10,208 --> 00:03:13,583
‎ローマ人に売りつけよう

17
00:03:14,291 --> 00:03:15,541
‎積み荷は？

18
00:03:16,333 --> 00:03:17,833
‎全部 革だ

19
00:03:18,958 --> 00:03:20,375
‎何に使うのやら

20
00:03:26,041 --> 00:03:26,875
‎何？

21
00:03:29,666 --> 00:03:30,958
‎天幕用だ

22
00:03:31,916 --> 00:03:34,958
‎何だって？　どんな物だ？

23
00:03:35,041 --> 00:03:38,708
‎兵士が使う大型の天幕だよ

24
00:03:40,416 --> 00:03:42,041
‎兵士 数千人分だ

25
00:03:43,750 --> 00:03:47,833
‎アルダリッヒ族長と
‎ブランドルフ族長を呼べ

26
00:04:06,291 --> 00:04:09,666
‎〈アルミニウスは悪魔だ〉

27
00:04:10,208 --> 00:04:12,875
‎〈ウァルス様をハメた〉

28
00:04:12,958 --> 00:04:17,291
‎〈ティベリウス様は
‎何も行動を起こさない〉

29
00:04:21,250 --> 00:04:22,916
‎〈兵の無駄使いだ〉

30
00:04:23,666 --> 00:04:25,125
‎〈ゲルマニクス様〉

31
00:04:28,000 --> 00:04:29,500
‎〈くだらない〉

32
00:04:31,000 --> 00:04:34,083
‎〈アルミニウスも人間だ〉

33
00:04:37,791 --> 00:04:41,583
‎〈我々が死を与えてやる〉

34
00:04:51,833 --> 00:04:56,541
‎〈１軍団分の天幕を奪われて
‎黙っていられない〉

35
00:04:57,458 --> 00:04:59,416
‎〈反撃しましょう〉

36
00:04:59,500 --> 00:05:03,583
‎〈革を奪った村を
‎焼き尽くしてやる〉

37
00:05:03,666 --> 00:05:05,666
‎〈戦略は変えない〉

38
00:05:05,750 --> 00:05:06,958
‎〈将軍〉

39
00:05:07,041 --> 00:05:12,583
‎〈私にとって兵士は
‎部下であり兄弟同然です〉

40
00:05:14,708 --> 00:05:19,625
‎〈汚らわしい動物に
‎殺されるなんて許せない〉

41
00:05:20,208 --> 00:05:23,208
‎〈援軍が到着するまで
‎攻撃はしない〉

42
00:05:29,666 --> 00:05:30,875
‎〈息子よ〉

43
00:05:30,958 --> 00:05:35,958
‎〈勇敢な指揮官は
‎ローマに山ほどいるが〉

44
00:05:36,791 --> 00:05:38,916
‎〈お前は次期皇帝だ〉

45
00:05:40,458 --> 00:05:43,250
‎〈皇帝らしく考えろ〉

46
00:05:43,333 --> 00:05:47,333
‎〈諸部族にかまけず
‎地域ごと手にするのだ〉

47
00:06:22,625 --> 00:06:25,041
‎トゥメリクス　私の族長さん

48
00:06:28,166 --> 00:06:29,250
‎ありがとう

49
00:06:36,833 --> 00:06:38,000
‎暗い顔ね

50
00:06:39,541 --> 00:06:41,083
‎大成功でしょ

51
00:06:41,958 --> 00:06:45,083
‎ローマ軍が迫っている

52
00:06:46,458 --> 00:06:51,958
‎川沿いの野営地を率いるのは
‎ティベリウスという男だ

53
00:06:53,250 --> 00:06:55,291
‎ローマは本気だよ

54
00:06:55,375 --> 00:06:57,916
‎こっちはウァルスを倒した

55
00:06:59,791 --> 00:07:04,625
‎ティベリウスは
‎最高司令官で命令権を持つ

56
00:07:05,291 --> 00:07:06,458
‎何それ？

57
00:07:06,541 --> 00:07:08,500
‎全軍団の指揮権だ

58
00:07:09,666 --> 00:07:11,833
‎皇帝の権力に匹敵する

59
00:07:12,958 --> 00:07:14,833
‎ただのローマ人よ

60
00:07:27,958 --> 00:07:31,166
‎南の山道に偵察を置いている

61
00:07:31,833 --> 00:07:35,000
‎軍団が来るなら
‎察知しているはず

62
00:07:35,083 --> 00:07:36,458
‎ブランドルフ族長

63
00:07:36,541 --> 00:07:40,500
‎天幕が十分な証拠だ
‎到着前に対処しなければ

64
00:07:41,291 --> 00:07:46,166
‎戦うなら 我が部族の戦士は
‎お前について行く

65
00:07:46,250 --> 00:07:50,500
‎マルシ族 ランゴバルド族
‎ケルスキ族では不足だ

66
00:07:50,583 --> 00:07:52,125
‎ハドガン族長は？

67
00:07:52,208 --> 00:07:53,000
‎ああ

68
00:07:53,750 --> 00:07:55,000
‎見返り次第だ

69
00:07:55,083 --> 00:07:57,333
‎ルーリク族長も

70
00:07:57,416 --> 00:07:59,000
‎カッティ族もだ

71
00:07:59,083 --> 00:08:01,375
‎皆が協力するよ

72
00:08:01,458 --> 00:08:06,000
‎ティベリウスの軍団に
‎対抗するには足りない

73
00:08:06,083 --> 00:08:10,458
‎さらに援軍も来るだろう
‎同じワナにはかかるまい

74
00:08:10,541 --> 00:08:15,625
‎その場合 ローマ軍の戦力は
‎２万人にも膨れ上がる

75
00:08:15,708 --> 00:08:18,833
‎こちらは全部で
‎せいぜい8000人だ

76
00:08:18,916 --> 00:08:22,000
‎マルコマンニ族の
‎マルボート族長は？

77
00:08:24,833 --> 00:08:25,958
‎無理だ

78
00:08:26,041 --> 00:08:27,625
‎彼の戦士は７万人

79
00:08:27,708 --> 00:08:29,250
‎７万人？

80
00:08:29,333 --> 00:08:32,416
‎マルボートは
‎西の情勢に無関心だ

81
00:08:32,916 --> 00:08:35,291
‎かつてないほど危険な状況よ

82
00:08:35,375 --> 00:08:37,291
‎どんな手も試すべき

83
00:08:37,375 --> 00:08:40,958
‎マルボートの戦士が必要だ

84
00:08:41,958 --> 00:08:44,958
‎説得できるのは
‎お前しかいない

85
00:08:47,791 --> 00:08:52,166
‎マルボートは民会のために
‎こっちに向かってる

86
00:08:53,500 --> 00:08:54,458
‎好都合よ

87
00:08:54,541 --> 00:08:55,750
‎ほらな

88
00:08:57,625 --> 00:08:59,458
‎神々の意向だ

89
00:09:10,250 --> 00:09:15,375
‎オドブルフ 馬10頭で
‎ルーリク族長を説得して来い

90
00:09:15,458 --> 00:09:17,750
‎トーレイフ族長の説得も頼む

91
00:09:17,833 --> 00:09:18,958
‎分かった

92
00:09:22,666 --> 00:09:23,416
‎後でな

93
00:09:29,250 --> 00:09:30,666
‎馬で十分かな

94
00:09:32,750 --> 00:09:35,750
‎マルボートとは
‎直接 話さなきゃ

95
00:09:37,583 --> 00:09:40,833
‎狩りか釣りに招待したらいい

96
00:09:41,333 --> 00:09:43,875
‎それか酒と女で釣れば？

97
00:09:48,333 --> 00:09:52,166
‎マルボートは賢い
‎こちらの狙いはお見通しさ

98
00:09:52,791 --> 00:09:53,541
‎面識が？

99
00:09:56,583 --> 00:09:57,500
‎昔のことだ

100
00:10:05,916 --> 00:10:08,875
‎マルボート様 ご覧ください

101
00:10:12,125 --> 00:10:14,375
‎天幕は ほぼ完成です

102
00:10:14,458 --> 00:10:17,833
‎溝や柵も作りますか？

103
00:10:18,333 --> 00:10:20,208
‎必要ないだろう

104
00:10:22,416 --> 00:10:25,250
‎民会の平和を乱す
‎愚者はいない

105
00:10:25,333 --> 00:10:26,791
‎分かりました

106
00:10:28,041 --> 00:10:29,708
‎ひどい場所ね

107
00:10:31,750 --> 00:10:33,041
‎虫だらけ

108
00:10:35,458 --> 00:10:38,750
‎民会なんて何年ぶりかしら

109
00:10:39,500 --> 00:10:43,291
‎今年は特別だ
‎部族たちの未来が変わる

110
00:10:44,500 --> 00:10:46,291
‎ウァルスも死んだ

111
00:10:48,125 --> 00:10:50,625
‎他の部族なんて関係ない

112
00:10:50,708 --> 00:10:55,333
‎彼らの下心を
‎利用しない手はない

113
00:10:59,375 --> 00:11:00,791
‎マルボート族長

114
00:11:02,250 --> 00:11:05,750
‎ケルスキ族のタリオだ

115
00:11:06,416 --> 00:11:10,208
‎アリ族長からの挨拶を
‎申し上げる

116
00:11:11,666 --> 00:11:13,041
‎アリ族長か

117
00:11:16,125 --> 00:11:17,250
‎用件は？

118
00:11:17,333 --> 00:11:22,333
‎アリ族長が民会の前に
‎狩りに招待したいと

119
00:11:23,416 --> 00:11:24,791
‎狩りね

120
00:11:26,166 --> 00:11:29,791
‎純粋に狩りを楽しむためか？

121
00:11:33,416 --> 00:11:34,250
‎はい

122
00:11:35,625 --> 00:11:37,208
‎他意はない

123
00:11:37,791 --> 00:11:38,833
‎分かった

124
00:11:40,541 --> 00:11:42,208
‎招待を受ける

125
00:11:43,708 --> 00:11:45,833
‎狩りは好きだ

126
00:11:52,625 --> 00:11:53,625
‎アリ…

127
00:12:14,708 --> 00:12:17,333
‎あなたの不安が伝わってくる

128
00:12:19,958 --> 00:12:23,416
‎マルボートに断られても
‎何とかなるわ

129
00:12:25,583 --> 00:12:31,166
‎神々は自ら行動する者に
‎味方するものだから

130
00:12:32,541 --> 00:12:34,166
‎ルナの予見か？

131
00:12:36,833 --> 00:12:38,708
‎残念ながら違う

132
00:12:54,750 --> 00:12:58,083
‎自分で運命を
‎切り開いたから⸺

133
00:13:00,958 --> 00:13:02,791
‎望む自分になれた

134
00:13:15,000 --> 00:13:17,416
‎私はローマ人でもある

135
00:13:20,083 --> 00:13:21,750
‎変わらぬ事実だ

136
00:13:23,000 --> 00:13:24,666
‎あなたは あなたよ

137
00:14:22,791 --> 00:14:24,208
‎〈止まれ〉

138
00:14:26,083 --> 00:14:27,291
‎〈市場へ？〉

139
00:14:28,375 --> 00:14:33,416
‎〈私は第６軍団の指揮官
‎フラバス･ウァルス〉

140
00:14:33,500 --> 00:14:34,666
‎〈極秘任務だ〉

141
00:14:35,708 --> 00:14:36,833
‎〈書類は？〉

142
00:14:36,916 --> 00:14:38,500
‎〈中に入れろ〉

143
00:15:00,125 --> 00:15:02,750
‎〈将軍 失礼します〉

144
00:15:02,833 --> 00:15:03,541
‎〈何だ？〉

145
00:15:04,166 --> 00:15:06,541
‎〈フラバス･ウァルスが
‎来ています〉

146
00:15:07,708 --> 00:15:09,833
‎〈フラバス･ウァルス？〉

147
00:15:09,958 --> 00:15:11,166
‎〈面の皮が厚い〉

148
00:15:25,916 --> 00:15:26,916
‎〈皇帝万歳〉

149
00:15:27,875 --> 00:15:29,458
‎〈ティベリウス将軍〉

150
00:15:31,958 --> 00:15:33,125
‎〈ゲルマニクス〉

151
00:15:34,666 --> 00:15:35,666
‎〈代理執政官〉

152
00:15:37,000 --> 00:15:38,375
‎〈皇帝万歳か〉

153
00:15:41,541 --> 00:15:44,333
‎〈アルミニウスの
‎弟のくせに？〉

154
00:15:44,416 --> 00:15:48,083
‎〈アルミニウスを
‎捕らえに来ました〉

155
00:15:48,166 --> 00:15:50,666
‎〈皇帝自らのご命令です〉

156
00:15:50,750 --> 00:15:54,791
‎〈50人の騎兵隊を
‎お貸しいただきたい〉

157
00:15:55,416 --> 00:15:58,166
‎〈栄誉ある任務に
‎ぜひご協力を〉

158
00:16:01,541 --> 00:16:03,416
‎〈そんな話は知らない〉

159
00:16:03,958 --> 00:16:05,291
‎〈本当に？〉

160
00:16:07,041 --> 00:16:08,250
‎〈本当だ〉

161
00:16:11,041 --> 00:16:15,500
‎〈知らせが来ていないとは
‎妙ですね 閣下〉

162
00:16:18,541 --> 00:16:20,458
‎〈命令は確かです〉

163
00:16:22,625 --> 00:16:25,958
‎〈裏切り者の弟など
‎信じられない〉

164
00:16:27,208 --> 00:16:32,833
‎〈血縁であるからこそ
‎あの男を捕らえられます〉

165
00:16:32,916 --> 00:16:35,416
‎〈軍団には無理だとでも？〉

166
00:16:35,500 --> 00:16:36,416
‎〈いいえ〉

167
00:16:36,916 --> 00:16:38,125
‎〈追い出せ〉

168
00:16:38,208 --> 00:16:38,875
‎〈閣下〉

169
00:16:38,958 --> 00:16:42,041
‎〈アルミニウスを
‎必ず捕らえてみせます〉

170
00:16:42,125 --> 00:16:43,333
‎〈黙れ〉

171
00:16:45,083 --> 00:16:49,666
‎〈私は援軍の到着まで
‎待機を命じられている〉

172
00:16:49,750 --> 00:16:53,041
‎〈変更は聞いていない〉

173
00:16:53,750 --> 00:16:54,541
‎〈フラバス〉

174
00:16:55,708 --> 00:17:00,000
‎〈支援はできないが
‎成功を祈っている〉

175
00:17:01,958 --> 00:17:02,541
‎〈そんな〉

176
00:17:02,625 --> 00:17:04,875
‎〈無理なら それまでだ〉

177
00:17:05,875 --> 00:17:09,375
‎〈蛮族に殺されるのが
‎オチだろうな〉

178
00:17:09,458 --> 00:17:11,291
‎〈それでも…〉

179
00:17:11,875 --> 00:17:12,958
‎〈幸運を〉

180
00:17:13,458 --> 00:17:17,125
‎〈必ず奴を捕らえ
‎閣下に差し出します〉

181
00:17:17,625 --> 00:17:18,583
‎〈皇帝万歳〉

182
00:17:18,666 --> 00:17:21,208
‎〈そうか　皇帝万歳〉

183
00:18:33,208 --> 00:18:35,833
‎ケルスキ族のトゥスネルダ

184
00:18:36,458 --> 00:18:38,666
‎君の評判は
‎東にも届いている

185
00:18:39,333 --> 00:18:40,166
‎ようこそ

186
00:18:41,208 --> 00:18:44,541
‎妻のオダリケ
‎トゥドゥルスの娘だ

187
00:18:46,958 --> 00:18:48,666
‎風変わりな村だ

188
00:18:49,250 --> 00:18:52,083
‎ローマから隠れるためよ

189
00:18:57,583 --> 00:18:59,166
‎久しぶりだな アリ

190
00:19:02,250 --> 00:19:03,083
‎ああ

191
00:19:04,458 --> 00:19:05,458
‎そうだな

192
00:19:07,333 --> 00:19:11,458
‎再会を祝って
‎抱擁しようじゃないか

193
00:19:23,458 --> 00:19:25,041
‎早速 狩りへ

194
00:19:58,541 --> 00:20:00,416
‎昔から好きな場所だ

195
00:20:02,375 --> 00:20:05,875
‎我らの土地が見渡せる

196
00:20:12,666 --> 00:20:14,750
‎狩りは口実だろ

197
00:20:18,416 --> 00:20:19,833
‎何が望みだ？

198
00:20:22,250 --> 00:20:24,333
‎新たな野営地は見たくない

199
00:20:24,416 --> 00:20:26,041
‎１ヵ所だけだ

200
00:20:26,125 --> 00:20:27,500
‎兵が増えている

201
00:20:29,208 --> 00:20:30,958
‎一緒に阻止しよう

202
00:20:42,208 --> 00:20:46,333
‎諸部族の自由な姿を
‎見られてうれしいわ

203
00:20:47,000 --> 00:20:49,375
‎諸部族？　どういう意味？

204
00:20:50,333 --> 00:20:50,916
‎それは…

205
00:20:51,000 --> 00:20:54,375
‎言いたいことは分かるけど

206
00:20:56,500 --> 00:20:59,583
‎私には
‎皆 ケルスキ族に見える

207
00:21:00,291 --> 00:21:06,041
‎あなたが うちの村に来たら
‎見るのはマルコマンニ族だけ

208
00:21:13,041 --> 00:21:14,583
‎ご要望は？

209
00:21:14,666 --> 00:21:17,666
‎日陰で座りたいわ

210
00:21:17,750 --> 00:21:21,333
‎それから お水を頂ける？

211
00:21:22,083 --> 00:21:25,208
‎清潔なお水はあるかしら？

212
00:21:35,625 --> 00:21:37,333
‎俺の戦士が狙いだな

213
00:21:41,166 --> 00:21:44,500
‎ローマと戦わない理由は
‎百とある

214
00:21:44,583 --> 00:21:45,625
‎例えば？

215
00:21:45,708 --> 00:21:46,708
‎これだ

216
00:21:47,833 --> 00:21:50,041
‎穏やかに会話できる現状

217
00:21:52,041 --> 00:21:55,250
‎感じないか？　平和だろ

218
00:21:56,833 --> 00:21:58,166
‎甘いな

219
00:22:02,750 --> 00:22:04,083
‎気をつけろ

220
00:22:04,166 --> 00:22:06,083
‎現状は続かない

221
00:22:06,166 --> 00:22:12,000
‎ローマの援軍が到着したら
‎君の言う平和は終わる

222
00:22:18,500 --> 00:22:20,125
‎少しでいいわ

223
00:22:26,916 --> 00:22:28,708
‎いい飲みっぷり

224
00:22:28,791 --> 00:22:29,708
‎ええ

225
00:22:37,208 --> 00:22:42,125
‎粗野な村でも
‎いい蜂蜜酒を作るものね

226
00:22:44,083 --> 00:22:46,166
‎お気に召してよかった

227
00:22:47,208 --> 00:22:51,000
‎２人目の子までは
‎乳房の形を保てた

228
00:22:51,750 --> 00:22:53,041
‎３人目の後は…

229
00:22:55,041 --> 00:22:56,458
‎過去の栄光よ

230
00:22:59,083 --> 00:23:00,458
‎もっと産みたい？

231
00:23:02,458 --> 00:23:03,750
‎もちろんよ

232
00:23:03,833 --> 00:23:05,041
‎あなたは？

233
00:23:05,125 --> 00:23:06,916
‎ごめんだわ

234
00:23:07,000 --> 00:23:08,375
‎マルボートは？

235
00:23:08,458 --> 00:23:10,416
‎夫は満足してる

236
00:23:12,541 --> 00:23:14,000
‎彼の‎子にね

237
00:23:18,875 --> 00:23:22,250
‎ある日 ローマ人は
‎俺の部族を皆殺しにした

238
00:23:22,791 --> 00:23:25,875
‎孤児となった俺は
‎ローマへ連れていかれ⸺

239
00:23:25,958 --> 00:23:29,125
‎17歳の時 部族へ戻され
‎族長に任命された

240
00:23:30,000 --> 00:23:33,416
‎その時 連中の思惑に
‎気づいたよ

241
00:23:33,500 --> 00:23:37,083
‎そこで部族を率いて
‎東へ移動した

242
00:23:38,458 --> 00:23:39,750
‎新天地で⸺

243
00:23:40,916 --> 00:23:42,375
‎再出発したんだ

244
00:23:47,000 --> 00:23:50,416
‎ローマに
‎復讐(ふくしゅう)‎したくないのか？

245
00:23:51,875 --> 00:23:54,166
‎俺は痛い目に遭ってきた

246
00:23:56,875 --> 00:23:58,708
‎面倒はごめんだ

247
00:24:01,833 --> 00:24:02,750
‎怖いのか

248
00:24:06,833 --> 00:24:08,083
‎これを見ろ

249
00:24:09,250 --> 00:24:12,500
‎幼い頃 ローマ兵から
‎身を隠したが

250
00:24:13,083 --> 00:24:16,583
‎見つかって
‎半殺しの目に遭った

251
00:24:17,166 --> 00:24:18,625
‎震え上がったよ

252
00:24:22,250 --> 00:24:24,208
‎だが今の俺は違う

253
00:24:26,250 --> 00:24:27,833
‎何も恐れない

254
00:24:31,875 --> 00:24:33,166
‎協力するか？

255
00:24:39,958 --> 00:24:41,000
‎そうだな

256
00:24:43,166 --> 00:24:45,208
‎真剣に考えてみるよ

257
00:24:56,583 --> 00:24:57,625
‎それで？

258
00:24:58,500 --> 00:25:00,625
‎マルボートの返事は？

259
00:25:01,125 --> 00:25:02,791
‎“考えてみる”と

260
00:25:03,375 --> 00:25:04,625
‎手を貸すかな

261
00:25:06,916 --> 00:25:09,125
‎彼の考えは読めない

262
00:25:09,208 --> 00:25:10,416
‎ルーリク族長は？

263
00:25:10,500 --> 00:25:11,916
‎快諾したよ

264
00:25:12,583 --> 00:25:15,791
‎オドブルフは
‎トーレイフ族長の所だ

265
00:25:17,083 --> 00:25:18,833
‎残るはハドガン族長

266
00:25:18,916 --> 00:25:21,791
‎単刀直入には頼めない

267
00:25:22,625 --> 00:25:25,458
‎彼にも利益があると
‎思わせないと

268
00:25:27,666 --> 00:25:28,666
‎父を使う

269
00:25:30,708 --> 00:25:32,083
‎私に任せて

270
00:25:32,708 --> 00:25:33,958
‎明日 行くわ

271
00:25:38,500 --> 00:25:40,375
‎マルボートとの関係は？

272
00:25:41,375 --> 00:25:43,208
‎旧友みたいに見えたわ

273
00:25:47,333 --> 00:25:51,125
‎若い頃 ローマで
‎一緒に過ごしたんだ

274
00:25:51,916 --> 00:25:56,333
‎私や弟のように
‎彼も連れて来られたのさ

275
00:25:57,500 --> 00:25:59,125
‎信用できる？

276
00:26:00,416 --> 00:26:01,458
‎そう願う

277
00:26:06,583 --> 00:26:07,458
‎お頭

278
00:26:10,500 --> 00:26:12,583
‎ローマ人が来てる

279
00:26:12,666 --> 00:26:15,833
‎ローマ人？　独りで？

280
00:26:17,750 --> 00:26:19,333
‎大胆だな

281
00:26:28,541 --> 00:26:31,125
‎ご挨拶を　マルボート

282
00:26:31,958 --> 00:26:34,041
‎マルコマンニ族の頭よ

283
00:26:47,125 --> 00:26:50,541
‎フラバス･ウァルスか

284
00:27:16,000 --> 00:27:17,375
‎フラバス士官

285
00:27:18,958 --> 00:27:22,833
‎最近 この地の軍団に
‎転属となった

286
00:27:23,750 --> 00:27:24,958
‎だから…

287
00:27:26,875 --> 00:27:28,000
‎旧友に⸺

288
00:27:29,250 --> 00:27:30,708
‎会いに来た

289
00:27:43,208 --> 00:27:45,750
‎なぜ俺が西にいると？

290
00:27:48,375 --> 00:27:50,333
‎７万人の兵の指揮官は⸺

291
00:27:51,958 --> 00:27:53,291
‎人目を引く

292
00:28:04,750 --> 00:28:06,541
‎では民会のことも？

293
00:28:08,750 --> 00:28:10,875
‎今日 兄に会ったぞ

294
00:28:15,458 --> 00:28:17,291
‎昔話に花が咲いたよ

295
00:28:20,583 --> 00:28:22,083
‎もう私の兄ではない

296
00:28:29,916 --> 00:28:34,000
‎私とは
‎明るい未来の話をしよう

297
00:29:07,500 --> 00:29:08,750
‎暗い時代が来る

298
00:29:09,916 --> 00:29:13,125
‎気をつけて　トゥスネルダ

299
00:29:15,625 --> 00:29:17,833
‎神々よ 何がお望み？

300
00:29:31,875 --> 00:29:36,291
‎〈これからは
‎ローマがお前たちの母〉

301
00:29:38,000 --> 00:29:39,416
‎〈私が父だ〉

302
00:30:17,000 --> 00:30:19,625
‎〈ウァルス 仕方なかった〉

303
00:30:46,166 --> 00:30:47,000
‎母さん

304
00:30:49,625 --> 00:30:50,625
‎セゲステス

305
00:30:59,375 --> 00:31:00,541
‎いらっしゃい

306
00:31:06,791 --> 00:31:07,833
‎元気？

307
00:31:08,625 --> 00:31:12,166
‎娘ではなく
‎族長の妻として来たの

308
00:31:14,458 --> 00:31:15,916
‎手を貸して

309
00:31:16,000 --> 00:31:18,958
‎お前を助ける義理はない

310
00:31:19,041 --> 00:31:19,875
‎喜んで

311
00:31:21,375 --> 00:31:23,166
‎部族のためなら

312
00:31:23,250 --> 00:31:23,875
‎ええ

313
00:31:24,666 --> 00:31:27,375
‎ローマの攻撃に備え
‎団結が必要なの

314
00:31:28,583 --> 00:31:31,958
‎民会でハドガン族長を
‎説得して

315
00:31:32,458 --> 00:31:33,958
‎奴は見返りを求める

316
00:31:34,041 --> 00:31:35,750
‎戦利品を与えるわ

317
00:31:35,833 --> 00:31:39,750
‎あの愚か者なら
‎あんたの話も聞く

318
00:31:39,833 --> 00:31:41,291
‎口を慎め

319
00:31:43,916 --> 00:31:45,000
‎俺の見返りは？

320
00:31:50,916 --> 00:31:54,416
‎彼を説得できたら
‎村に戻っていい

321
00:31:55,208 --> 00:31:56,583
‎必ず説得するわ

322
00:32:18,541 --> 00:32:20,333
‎〈おい 少年〉

323
00:32:20,833 --> 00:32:23,208
‎〈ゲルマニアは初めてか？〉

324
00:32:25,583 --> 00:32:28,041
‎〈蛮族に会ったか？〉

325
00:32:30,583 --> 00:32:32,791
‎〈俺は あの場にいた〉

326
00:32:33,375 --> 00:32:37,625
‎〈アルミニウスの奇襲に
‎遭ったんだ〉

327
00:32:37,708 --> 00:32:40,791
‎〈蛮族は生首を
‎釘で木に打ちつけた〉

328
00:32:42,541 --> 00:32:45,541
‎〈兵士の内蔵を引き出し…〉

329
00:32:47,750 --> 00:32:49,208
‎〈食らった〉

330
00:32:50,208 --> 00:32:53,791
‎〈死者でも負傷者でも
‎お構いなしさ〉

331
00:32:54,583 --> 00:32:56,666
‎〈さらにタマもだ〉

332
00:32:59,541 --> 00:33:01,250
‎〈行かないと…〉

333
00:33:03,250 --> 00:33:07,000
‎〈ゲルマニアへようこそ〉

334
00:33:08,625 --> 00:33:10,875
‎〈楽しんでいけよ〉

335
00:34:04,166 --> 00:34:06,416
‎平和と癒やしの１年だった

336
00:34:07,166 --> 00:34:13,750
‎今夜 集った族長と戦士らは
‎共通の目標を持っている

337
00:34:14,625 --> 00:34:17,291
‎支配されずに生きることだ

338
00:34:19,000 --> 00:34:24,000
‎我々は自身の土地を
‎守るために戦っている

339
00:34:24,875 --> 00:34:28,000
‎一方のローマは侵略者だ

340
00:34:29,916 --> 00:34:33,625
‎しかし協力せねば
‎我らに勝機はない

341
00:34:33,708 --> 00:34:36,500
‎今すぐ奴らを倒しにいこう

342
00:34:38,833 --> 00:34:40,666
‎同感だ ルーリク

343
00:34:41,958 --> 00:34:44,041
‎決着をつける時が来た

344
00:34:44,625 --> 00:34:47,833
‎ローマの援軍が到着する前に

345
00:34:48,458 --> 00:34:50,458
‎攻撃を仕掛けよう

346
00:34:51,166 --> 00:34:54,000
‎団結した我々には
‎誰も勝てない

347
00:34:55,708 --> 00:34:58,625
‎私を王として共に戦おう

348
00:35:14,875 --> 00:35:18,500
‎恐れ知らずの
‎アリ族長に万歳！

349
00:35:21,333 --> 00:35:24,208
‎彼は人々を戦いに導く
‎賢いオオカミだ

350
00:35:27,291 --> 00:35:31,541
‎アリ族長が王になれば
‎再び戦争が起きる

351
00:35:33,833 --> 00:35:36,958
‎俺が皆と会うのは久々だ

352
00:35:41,541 --> 00:35:43,166
‎ルーリク族長

353
00:35:46,750 --> 00:35:49,166
‎何人の戦士が戦死した？

354
00:35:50,166 --> 00:35:51,708
‎トーレイフ族長

355
00:35:54,250 --> 00:35:55,791
‎弟はどこに？

356
00:35:55,875 --> 00:36:00,041
‎癒やしの１年と言うが
‎死者はよみがえらない

357
00:36:00,916 --> 00:36:02,583
‎ブランドルフ族長

358
00:36:06,000 --> 00:36:08,708
‎３人の息子がいたな

359
00:36:09,666 --> 00:36:13,166
‎３人とも誇り高き戦士だった

360
00:36:13,875 --> 00:36:15,375
‎彼らは どこに？

361
00:36:15,875 --> 00:36:20,875
‎１年前 アリ族長は
‎ローマ軍の撃退を約束した

362
00:36:21,666 --> 00:36:25,291
‎自由は犠牲を払うに
‎値すると語った

363
00:36:26,375 --> 00:36:30,958
‎だが１年たった今も
‎ローマ軍は去っておらず

364
00:36:31,041 --> 00:36:34,916
‎アリ族長は
‎再び戦争を望んでいる

365
00:36:37,541 --> 00:36:40,000
‎時代は変わったんだ アリ

366
00:36:41,916 --> 00:36:46,583
‎オオカミのような思考では
‎未来は見えない

367
00:36:46,666 --> 00:36:51,875
‎１つの方法にこだわる者は
‎王として力不足だ

368
00:36:53,583 --> 00:36:55,500
‎偉そうに言わないで

369
00:36:56,541 --> 00:37:00,833
‎私たちが戦う間
‎自分の村に隠れていたくせに

370
00:37:01,875 --> 00:37:03,500
‎意気地なし

371
00:37:04,791 --> 00:37:09,416
‎俺がローマと
‎取引しているのは事実だ

372
00:37:11,291 --> 00:37:14,625
‎帝国との交易はもうかる

373
00:37:14,708 --> 00:37:17,333
‎俺はローマの信用も獲得した

374
00:37:18,291 --> 00:37:22,000
‎敵になるよりも
‎仲間になる方がいい

375
00:37:23,500 --> 00:37:24,750
‎平和な道だ

376
00:37:26,375 --> 00:37:28,166
‎どの部族にもできる

377
00:37:30,500 --> 00:37:33,250
‎昨年の戦争は不可避だった

378
00:37:34,041 --> 00:37:35,583
‎だが今は違う

379
00:37:37,083 --> 00:37:38,625
‎頭を働かせろ

380
00:37:40,500 --> 00:37:41,500
‎賢く選べ

381
00:37:42,750 --> 00:37:44,916
‎俺を王にするんだ

382
00:38:21,250 --> 00:38:23,000
‎なぜ解散したの？

383
00:38:23,500 --> 00:38:25,166
‎何も決まってない

384
00:38:26,166 --> 00:38:27,500
‎夜は明けた

385
00:38:27,583 --> 00:38:31,000
‎神々は日をあらためて
‎王を選ぶ

386
00:38:31,625 --> 00:38:32,125
‎えっ？

387
00:38:32,208 --> 00:38:35,208
‎自分自身と子供を
‎守ることだね

388
00:38:42,208 --> 00:38:44,750
‎神々を侮っているだろう

389
00:38:44,833 --> 00:38:50,000
‎お前の‎傲慢(ごうまん)‎な行いに
‎まだ罰が下っていないからだ

390
00:38:54,750 --> 00:38:55,958
‎何なの？

391
00:38:56,041 --> 00:38:58,208
‎神々は欺けない

392
00:38:59,666 --> 00:39:02,166
‎用心しな　トゥスネルダ

393
00:39:02,750 --> 00:39:05,166
‎神々は あの子も罰するよ

394
00:39:11,666 --> 00:39:13,375
‎マルボートの狙いは？

395
00:39:14,375 --> 00:39:17,250
‎分からない　態度が急変した

396
00:39:17,333 --> 00:39:19,166
‎奥方の入れ知恵かも

397
00:39:19,666 --> 00:39:20,875
‎話してくる

398
00:39:22,083 --> 00:39:24,291
‎アリ あっちよ

399
00:39:26,375 --> 00:39:27,375
‎マルボート

400
00:39:37,833 --> 00:39:40,166
‎私たちの荷物を運ぶ者は？

401
00:39:40,791 --> 00:39:42,208
‎何の話？

402
00:39:42,750 --> 00:39:45,250
‎村に戻れる約束だ

403
00:39:46,333 --> 00:39:48,833
‎次の民会では失敗しないで

404
00:39:49,458 --> 00:39:53,458
‎あの娘は
‎身の程を知らねばならん

405
00:40:02,791 --> 00:40:03,791
‎マルボート

406
00:40:08,083 --> 00:40:09,333
‎どうして？

407
00:40:11,250 --> 00:40:12,666
‎君が戦うのは⸺

408
00:40:14,416 --> 00:40:17,833
‎過去と決別したいからだろ

409
00:40:19,708 --> 00:40:20,708
‎何だと？

410
00:40:22,000 --> 00:40:26,291
‎蛮族を従えて
‎ローマ人でないと示すためだ

411
00:40:28,000 --> 00:40:29,458
‎バカを言うな

412
00:40:30,000 --> 00:40:32,333
‎問題はローマじゃなく…

413
00:40:36,916 --> 00:40:38,708
‎君かもしれん

414
00:40:39,833 --> 00:40:44,333
‎私の望みは部族が結束し
‎自由を守ることだ

415
00:40:49,791 --> 00:40:51,208
‎賢い言葉だ

416
00:40:51,916 --> 00:40:52,708
‎フラバス？

417
00:41:02,541 --> 00:41:04,041
‎お前の仕業か

418
00:41:06,333 --> 00:41:07,166
‎よくも⸺

419
00:41:08,416 --> 00:41:10,083
‎私の人生を台無しに！

420
00:41:22,958 --> 00:41:24,208
‎覚悟しろ

421
00:41:31,208 --> 00:41:32,541
‎降参しろ

